今回の会場となった、横浜町の菜の花畑は日本最大級の作付面積を誇ります。陽が傾き始めると、菜の花が夕日に照らされて金色に輝く、そんな絶景の中で、下北半島の食材を使ったオリジナルのコース料理をシェフの丁寧な解説付きでお楽しみ頂きました。
今回の下北ジオダイニングにお迎えしたスペシャルシェフは、世界が認めたナポリピッツァの『PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO』代表 岩澤 正和 氏(写真中央)。
横浜町の特産である「菜花」「ほたて」「ほろよい豚」をはじめ、「ウニ」や「海峡サーモン」「トゲグリガニ」「りんご」等を使った創作料理6品をご用意。
生ウニを贅沢にピューレにしたものと、アーモンドミルクで作ったペースト、青森県産のりんごのジャムをパリパリの最中で挟んだジオダイニングを代表する一口前菜です。海岸の岩を敷き詰めたお皿は、津軽海峡をイメージしています。
横浜町の特産であるホタテとむつ市大畑町の海峡サーモンを風間浦村産の”ヒバチップ”で燻製した、まさに下北半島を感じる一品です。
横浜産ホタテにウニをのせ表面に少し焼き色をつけたものを、丁寧に仕込まれた下北産魚介のスープに浮かべた海の恵みを感じる一皿です。
岩澤氏直伝、横浜町の菜花と菜種油で作ったジェノベーゼ風ソースで仕上げたピッツァです。
名前の由来は、酒かすを加えた餌を与えることにある「ほろよい豚」。ほろ酔いになり気持ちよく安眠し、ストレスなく育つので甘く柔らかい上質なお肉・脂に育ちます。そんな地元の特産品「ほろよい豚」を使用した一品です。
ジオダイニングのメインデザートで、下北の祭事に欠かせない料理けいらんから発想した「けいらんダンジュ」に、菜の花で春の彩りを添えました。